世界樹ジェリー

February 27, 07獅子はなんたらを千尋の谷に叩き込むという

[][]ダークハンターきぐろうにっき第2話・後編

「1人で地下一階に潜ってレベルを上げ、以外の術式を1つ覚えてきなさい。その代わり好きな種類にして良いから」


丁度折りしも彼女は丁度毒マスタリLv.5と霧を習得したばかりであり、尚且つスキルポイントも1つ余っていた*1。しかし次のLv10に上がるまでには200以上の経験値が必要なのだが、前述の体たらくで一向にポイントを稼げていなかった。その為の強行策である。


まあ、仮にもLv9だし、勝手知ったる地下一階だし、死ぬ事は無いだろう。TP回復の清水も有るし。


毒の術式を一通りマスターして浮かれ気味だったアルケミスト♀は私の言葉に対して口を尖らせていたが、問答無用で送り出す。「なんかかっこいいから」という理由で問答無用毒マスタリーを取るような貴様を野放しにしなきゃならんこっちの方がよっぽど不安だ。それでもやらにゃあいかんのだからキリキリ動けい。


施療院にてメディカを5つほど買い与え、宿屋で夜まで待ってから出発するようにといい含めて、彼女1人を送り出した。残りの4名である私たち*2ギルドにて悶々と帰りを待つ事となる。その間に「4歳の娘をはじめてのおつかいに出した母親じゃないんだから」とレンジャー♂に茶々を入れられる。うるさい馬鹿ぶっちゃけ似たようなもんだ馬鹿


眠い目を擦って待つ事十数時間。存外元気そうな様子でアルケミスト♀が帰還してきたのは明けてAM5:00頃の事だった。


聞けば岩清水に至る獣道を南北に往復し、まめにTP回復を行いながらモグラや蝶を相手にしたそうだ。とはいえ基本的には霧1発で大体片付くので割と楽な作業だったと。


一番梃子摺ったのは意外にもシンリンチョウ×3だったそうな。流石にこの数だと高確率で羽音で口を封じられるので地道に叩いていくしか無かったとの事。普段なら私、パラディンレンジャーの通常攻撃1発ずつで始末できているからなあ。ご苦労様だ。


ともあれ、これにて彼女は雷マスタリーと雷の術式のLv1を晴れて習得する事が出来た。……え、雷?


が緑色のエフェクトだから、黄色の雷撃と組み合わせるのが一番見栄えイイじゃん」


ああ、そう…。

*1:次に習得すべき技能を多少迷っていたのだ

*2ダークハンター♀(私)、パラディン♂、レンジャー♂、メディック