世界樹ジェリー

February 27, 07獅子はなんたらを千尋の谷に叩き込むという

[][]ダークハンターきぐろうにっき第2話・前編

B2Fにさしかかって以来、メンバーの昏倒回数が目に見えて増えてきた。*1特にアルケミスト♀の死亡率が酷い。原因を辿るに、どうも彼女の使用術式()に問題が有るようなのだ。


  1. 毒の術式発動
    • 成功しました→4へ進め
    • 失敗しました→2へ進め
  2. 1へ戻る
    • 何回やっても駄目だった場合→3へ進め
  3. 向こうに耐性が有るかレベル不足です。諦めて4へ進め
  4. 戦闘終了まで殴るかディフェンスで時間を潰してください

……以上の如く、一度術式が成功してしまうと*2、以後その戦闘中に彼女のする事は無くなってしまっている。一応ボーンメイスは持たせてあるが後衛からあの細腕で殴りかかってもそう大した効果は得られない。


特にアゲハなどのに耐性がある相手の場合、事実上残りの4名で立ち向かう事となる。そのため必然的に戦闘が長引く→総ダメージ量が嵩む→体力の無い物から順に倒れる……といった悪循環が引き起こされるのだ。(私自身もドサクサに1,2回死んだ。まったく遺憾だ)この図式に気付いた時には、パーティー全部を併せて8回は戦闘不能の憂き目に遭っていた。因みに、うち半数はアルケミストが稼いでいる。


正直今のままでは彼女は序盤のバード以上のお荷物である。バードは装備さえ整えれば肉弾戦もいける。その上実質4人の戦闘でも得られる経験値は5つ割りなのでメンバーの成長の速度も鈍る。施療院での治療費も含め、パーティー経済状況も徐々に圧迫されてきた。これはいけない。


私はこの循環を断ち切るべく、彼女にある申し渡しをした。


(後編へ続く)

[][]ダークハンターきぐろうにっき第2話・後編

「1人で地下一階に潜ってレベルを上げ、以外の術式を1つ覚えてきなさい。その代わり好きな種類にして良いから」


丁度折りしも彼女は丁度毒マスタリLv.5と霧を習得したばかりであり、尚且つスキルポイントも1つ余っていた*3。しかし次のLv10に上がるまでには200以上の経験値が必要なのだが、前述の体たらくで一向にポイントを稼げていなかった。その為の強行策である。


まあ、仮にもLv9だし、勝手知ったる地下一階だし、死ぬ事は無いだろう。TP回復の清水も有るし。


毒の術式を一通りマスターして浮かれ気味だったアルケミスト♀は私の言葉に対して口を尖らせていたが、問答無用で送り出す。「なんかかっこいいから」という理由で問答無用毒マスタリーを取るような貴様を野放しにしなきゃならんこっちの方がよっぽど不安だ。それでもやらにゃあいかんのだからキリキリ動けい。


施療院にてメディカを5つほど買い与え、宿屋で夜まで待ってから出発するようにといい含めて、彼女1人を送り出した。残りの4名である私たち*4ギルドにて悶々と帰りを待つ事となる。その間に「4歳の娘をはじめてのおつかいに出した母親じゃないんだから」とレンジャー♂に茶々を入れられる。うるさい馬鹿ぶっちゃけ似たようなもんだ馬鹿


眠い目を擦って待つ事十数時間。存外元気そうな様子でアルケミスト♀が帰還してきたのは明けてAM5:00頃の事だった。


聞けば岩清水に至る獣道を南北に往復し、まめにTP回復を行いながらモグラや蝶を相手にしたそうだ。とはいえ基本的には霧1発で大体片付くので割と楽な作業だったと。


一番梃子摺ったのは意外にもシンリンチョウ×3だったそうな。流石にこの数だと高確率で羽音で口を封じられるので地道に叩いていくしか無かったとの事。普段なら私、パラディンレンジャーの通常攻撃1発ずつで始末できているからなあ。ご苦労様だ。


ともあれ、これにて彼女は雷マスタリーと雷の術式のLv1を晴れて習得する事が出来た。……え、雷?


が緑色のエフェクトだから、黄色の雷撃と組み合わせるのが一番見栄えイイじゃん」


ああ、そう…。

[][]ダークハンターきぐろうにっき第3話/ボスこわい

アルケミストが雷の術式を習得した後の話。foeの大鹿や大牛を一匹ずつ退治しがてら資金を稼ぐ。各々の装備を整え、それなりに攻略法も把握したためその後のB2Fの探索は比較的危なげなく済ませる事が出来た。


でもって下り階段(と、いうより下方へ伸びる木のウロだなこれは)を発見。勇んで降りていくが……


降りた先はいきなりの広場。そしてあからさまに殺気を発してそこらを練り歩く『何か』。正直怖すぎたので直視できなかった為に、未だに正体は良くわからない。B2Fを割りと真面目に探索した直後だったので体力はともかく残りTPに不安が残る。ここは素直にを使って退却する事とした。


……で、奮発して宿屋に泊まりそれなりに準備を整えて再度B3Fにトライ*5本能の囁きに従って、『ボス(仮称)』に関してはやり過ごしつつ先を急ぐ事とした。のだが。


読めない。


何がかというと奴の追尾パターンだ。ある位置関係で警戒が外れる(foeアイコンが青くなる)らしきことはわかったのだが、具体的にどう動けば避けられるのかがとんとわからん。とうとうあと1歩でぶつかる、という所まで追い詰められたのでを使って街まで逃げ帰る。ボスこわい。

*1:特にアゲハ数匹と戦闘した後にfoeの大鹿に当たると、ほうほうのていでアリアドネの糸を握り締める羽目となる。理由は後述

*2:ご存知のとおりの重ねがけは出来ない為に

*3:次に習得すべき技能を多少迷っていたのだ

*4ダークハンター♀(私)、パラディン♂、レンジャー♂、メディック

*5:余談であるがその際、倒したはずのB2Fの大鹿や大牛が2頭ほど復活していた。しょんぼりしつつやり過ごしたがなんか納得いかん