世界樹の迷宮探検記 RSSフィード

2007-02-01

[][]彼等は足を踏み入れる 彼等は足を踏み入れる - 世界樹の迷宮探検記 を含むブックマーク

「あー、昨日は飲みすぎたか」

「全く、オマエははしゃぎすぎだ」

「まあ、僕は楽しかったけど」

「楽しむのは結構ですが、コンディション管理はお願いしますよ?」

「・・紅が一番飲んでたよ」

結局朝一に集合し、迷宮へと向かう事に。このエトリアという土地は朝は5時には夜が明け、夜は6時には日が落ちる。そのため、冒険者達は昼に向かうか、夜に向かうかをあらかじめ決めておき、AM5時かPM6時に出発するのが普通だった。

隊列を組み迷宮への階段を下りていく。ここでこなせる依頼は酒場には残っていなかった。大半の依頼は無事解決され、今残されている依頼は、どれも熟練の冒険者にも手が余りそうなものばかりだった。迷宮の宝は過去にその多くが持ち出され、今となってはモンスターから得られる収集品を集め、町にただ一つの冒険者向けの商いをしているシリカ商店へ持っていくことが彼等唯一の収入となる。

迷宮の1Fに生息している巨大化したネズミやモグラ、チョウと戦う。レプトルがレンジャーとしての勘から先手を打つ事も何度かあり、比較的容易に戦闘を行う事が出来た。

ウィーゲント・・お前本当に医術師か?」

「何を言ってるのさ、さっきから傷を治しているだろう」

「そりゃそうだが」

「「お前、「俺」「私」達よりも戦うのが上手いじゃないか」」

「なんだ、そんな事か、そりゃ君たちが、有効な打撃を与える事より、それ以外に主眼を置いて修行してきたからだろう」

「まあ、そりゃそうだが、それにしたって納得がいかん」

「まあまあ、それを言うなら紅さんの方が・・」

「私が何か?」

「紅は「本職」だから比べる事自体間違ってるぞ・・、ん、ああ、いやなんでもない。こっちの話だ」

「そうですか、このフロアの敵ならば問題無さそうですね」

「次のフロアに行く前に多少でも装備を整えないとまずいな、もう少し戦っていこう」

「はい」

「それにしても、既に地図があるというのは楽なものだな」

「そうだな。ん、もう日が落ちたか。マップに載っていた水場で一度休憩だ」

彼等はマップに書いてあった水場で十分な休憩を取り、戦いを何度かこなしてから、一度町に戻る事にした。

シリカ商店でアイテムを換金する。合計193en。

「くあー、こんなんやってられねえな」

「一度2Fの様子を見てみますか?」

「そうだなあ、この調子じゃいつまでも1Fに居る羽目になりそうだし、一度2Fの相手ともやりあってみてからどうするか決めるか」

2Fで現れたのはウサギ紫色のチョウ、それに1Fにも現れたモグラだった。なんとか撃退したものの3戦もすると全員が限界まで疲労していた。

「こいつぁきつい、一旦1Fの水場まで行こう」

「ええ、僕ももうキュアが使えないです」

一度水場で回復してから町に戻る。シリカ商店でアイテムを処分し、所持金は317enに。

「うーん、やっぱり実力不足か」

残念ですけど、もう少し1Fと2Fを行ったり来たりしながら修行ですね」

「こんな調子だと装備品を揃えるのは難しいな」

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