世界樹の迷宮探検記 RSSフィード

2007-02-03

[][]奥へと歩みを進めていく 奥へと歩みを進めていく - 世界樹の迷宮探検記 を含むブックマーク

「あー、鹿は倒せたのはいいが、あんなのと毎回やりあってたらいつまで経っても奥に進めないな」

「あのFOEは一定の場所を移動し続けているようですから、やり過ごせば戦わずとも奥に進めるのではないですか?」

「そうだね、全部相手をしているわけにもいかないと思うよ」

「ちまちました事は趣味じゃねえが、まあしょうがねえな」

「奥へと進み、力を付け、装備も整えば、FOEとて容易に倒す事が出来るようにもなるだろう」

「よっしゃ、じゃあ様子を見ながら3F、4Fを目指すことにするぜ」

「・・行きましょう」

実際、ビシャスの鞭を新調しただけだったのだが、もう彼等は2Fでも傷を負うことは少なくなってきていた。FOEをやり過ごしながら3Fへと向かう。3Fに降りると巨大な蟷螂が居るのが見えた。この蟷螂も一定の法則に従って動いているようだ。上手く動きを見極め戦う事無く奥へと進む。3Fに入ると今まで現れていたモンスターに加え、球根のような植物型の魔物や、アルマジロも現れるようになった。特にアルマジロは強烈な攻撃と硬い皮を持ち、容易な相手ではなかった。このまま4Fに向かうのは危険だと判断した彼等は一度引き返す事にする。

1Fまで戻ってきた時には既に夕刻、辺りは薄暗くなっていた。彼等はいつものように水場で休憩をし、町へと戻っていった。

「一気に4Fまで行こうにも、途中の戦いも楽ではない。中々難しいところだな」

「多少無理をしてでも進む事が必要なのでしょうか。しかし、危険を冒すわけにも・・」

「僕等も順調に力を付けてきていると思うし、そんなに焦る事も無いんじゃないかな。ただ、帰り道を考慮すると無理が出来ない、というのはちょっと辛いね」

「・・アリアドネの糸

「あー、そいつがあったな。試しにそいつを持って一度4Fまで行ってみるか。無理そうだったら途中で引き返せばいい。無駄に糸を使うことも無いし、どうせいつか使うことになるだろう」

「資金的にも、糸を買ってもすぐ困る、という事もなさそうだし」

「・・宿にも泊まらない暮らしだから」

「そうですね。いざとなれば糸を使って戻れるのなら、多少の無理も利くでしょう」

「よし、それでは向かおうか」

トラックバック - http://sekaiju.g.hatena.ne.jp/fotn/20070203